2012年2月23日木曜日

テレビの将棋を見ていて、解説の方が「保険の掛かった手ですね」とか、終盤に逆転...

テレビの将棋を見ていて、解説の方が「保険の掛かった手ですね」とか、終盤に逆転されると「保険を掛けた手を指さなかったから」とか、言っていましたが、将棋の保険って本当にあるのでしょうか?

どこかの保険会社でそんな商品があるのでしょうか?ゴルフのホールインワン保険みたいに・・・


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優勢な局面において、詰めろや必死もかけられるけども



攻防手や相手の攻めを切らせたりして「負けない将棋」を指す事です。



たしかに攻めたい気持ちはわかりますが、

トン死などを極力嫌って一旦受ける冷静さも大事かと思われます。









↓図は3月1日放送の第58回NHK杯将棋トーナメント

準々決勝・第4局です。

▲先手 久保利明八段(当時)

△後手 行方尚史八段



この局面は95手目▲7五角の局面です。観戦記には



「この角は▲8四金からの詰めろであると同時に、

自陣の3九まで利かせて保険をかけた決め手になりました。」



と書かれており、後手は△7四玉から逃げましたが以下

▲4四龍△5四桂▲5五龍△8四歩▲9五金

△6五角▲8四金まで先手が勝利を収めました。



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最近は不払いもありますから、保険付きでも安心はできませんよ。


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逆転負けくらった時に、もう一局指せる、とか?

都名人戦なら、負けても、また参加費払えば、予選に再参加できるみたいですよ。

これは保険とは言わないか。

まあ保険掛けたつもりの手が、すっぽ抜けた、ということもありますから、どっちがいいんだか・・・

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