将棋についての質問です。中井広恵女流6段についてです。よろしくお願いします。
中井広恵先生は2003年と2004年に「2003年~2004年のNHK杯テレビ将棋トーナメントにおける活躍はめざましく、
2003年は1回戦で畠山鎮に、2回戦では当時A級棋士だった青野照市に勝利し(3回戦で中原誠に敗退)、翌年も1回戦では佐藤秀司に勝利、2回戦ではタイトルホルダーの佐藤康光をあと一歩のところまで追い詰めた(この時解説を務めた先崎学は「九分九厘中井の勝ち」と評し、佐藤も対局後に「僕が負けてもおかしくなかった。」とコメントを残している)」にもある通り
NHK杯トーナメントでかなりの好成績、好実績を上げたにも関わらず、なぜか女流棋士に対する待遇はあまり変わっていないと思うのです。
例えば「女流棋士全員が男性棋戦全てに参加できない。」これは女流棋士に対しての差別だと思いますよ。
実際の話、囲碁の世界では「全ての女流棋士が全ての男性棋戦の予選に参加ができて、なおかつ予選突破すれば本戦にも
参加できるのに、なぜ将棋の世界ではそれさえも出来ないのか?私にはわかりません。囲碁関係。将棋関係に精通している方
や詳しい方、他なんでもいいのでこの疑問に答えてくれる人をよろしくお願いします。
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囲碁は女性を優遇してプロ棋士にする制度があります。
しかし、将棋は女流棋士という制度はありますが、女性を優遇してプロ棋士にする制度がありません。(昔は奨励会の昇段を甘くするなど多少優遇はあったようです)
将棋より囲碁のほうが女性を棋士にするのに積極的だったということでしょう。
しかし、それはプロ囲碁界の女性優遇という女性差別をしたのであって、プロ将棋界が女性差別をしなかったということなんです。
プロ将棋界では男性でも厳しい奨励会制度があり、女性優遇という抜け道は許せないという風潮が強いのではないでしょうか。
まあ、駒の並びをみても、右から呼んでも金玉、左から読んでも金玉になってしまうゲームですから、男性中心になるのは予言されていたのだと思います。
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言っとくけど、NHK杯で勝った女流棋士は中井広恵だけ(清水市代ですら勝ったことがない)。
そもそも他の人が言うように、囲碁の女流棋士は女流枠はあるものの男性棋士と対等な立場だが、将棋は奨励会と別組織で女流棋士が育成されており、対等な立場ではない。
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プロ棋士の棋戦なので、女性うんぬんは関係ない。奨励会卒業した女性が居ないのだから、仕方ない。
・・・・ですが、なぜ、女性棋士で、プロが居ないのか?を考えると、やっぱり日本の将棋文化は、男性のものという
感覚が根強いからでしょうね。
実際、将棋に近いゲームであるチェスでは、最高の位である「グランドマスター」を獲得した女性も数多くいます。
西洋では、チェスは「教養をつける知的なゲーム」という認識です。日本における「近所のおっさんやガキどもが、夏の夕涼みでサイダー飲みながら指している」風景とは明らかに異なります(笑)そういう点で、そもそも女性で将棋を指す人はすくない。男性ばかりいるなかで、女性が芽を出すのは、実力以前に難しいことではないでしょうか。
質問者さんが、女性の待遇が・・と不満をもたれているのはよくわかりますが、光もあります。最近、女性棋士の独立団体が発足されましたよね。『男社会』の将棋界が、大きく動こうとしています。まだ産声を上げたばかりで、いきなり女性棋士がA級棋士になって名人をとるとか、そういうことは実現しないでしょう。しかし、歴史が積み重なることで、必ず女性も台頭してくるはずです。そのときまで、応援してあげてください。
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前回の質問を拝見させていただきました
あのベストアンサーの回答を読まれても、まだ腑に落ちないのでしょうか?
しきりに差別差別と言われていますが、女流のタイトル保持で男性棋戦に参加できるのですから、あきらかに恵まれているのがわかりませんか?
先の方が言われているように、女性にも棋士になる道が男性と同等にあります
この部分をちゃんと読まれました?
『そうですね。私もそう思います』という、あなたの意見質問を擁護する方が現れるまで同じ質問をするのでしょうか?
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前回、女流棋士に関する質問をいただき、私の回答をBAに選んでいただいた上で「納得がいかない部分があるので再質問」との事ですね。
しかし、大変失礼ながら今回の質問を読むと、前回の私(及び他の方)の回答のいったいどこをどう読まれたのかな、と疑問に思わざるを得ません。単に読解力の問題なのか、どうしても将棋の男性棋士を悪者にしたいのか?
囲碁界と将棋界の女流棋士の成り立ちの違いですが、囲碁では(入段時の特別枠等の優遇はあるものの)それ以外の昇段規定などは男性の棋士と全く同じであり、段位が同じ男性棋士と同等の格と見なされているのです。
かたや将棋の場合は奨励会を経由してプロ棋士になった女性は史上一人も存在せず、女性専用の組織・段制度のもとで戦っていますので大きく事情が異なるのです。これは前回既に述べています。
NHK杯戦の中井さんの実績は確かに大健闘といっていいものです。しかし2004年によい成績を残したとして、それから数年、コンスタントにそれに匹敵する数字を残し続けているならまだしもそうではないし、中井さんの対男性棋士のトータルの勝率は2割そこそこなのですから、そんないいとこ取りで話をしたって何の説得力もないのですよ。
「奨励会を男性棋士と同じ条件で卒業したのに、女性だからと門を閉ざされた」これは立派な差別です。しかし正規ルートを経て棋士として認められていないのに権利だけ主張する、これでは話になりません。昔に比べれば、女流棋士であってもフリークラスの編入試験への門戸が開かれるなど、制度は前進しています。それらを無視していったい何を言っているのかと思いますね。
文句があるならもっと強くなれ! 要はこれに尽きるのですよ。
(補足)
私は女流棋士が、特に普及という面に関して少なからず貢献していること、そして女流棋界全体の実力についても一昔前に比べて数段レベルアップしていることは認めます。特に前者については、男性棋士が及ばない点をカバーしてくれているという意味で、連盟から原則無給であるという現状については改善されてしかるべきと思っています。そうでなければ未来がないとは思いますので、あなたがそうした主張をされるのであれば賛成します。
しかしそれは女流棋士の公式戦参加云々とは全く別問題です。そこは混同しないでいただきたい。
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将棋の女流棋士は、奨励会を卒業してプロになったわけではなく、
正式なプロ棋士ではないからです。奨励会を卒業するには、
アマ名人以上の棋力が必要ですが、女流棋士は県代表より
はるかに弱いレベルでなることができるのです。
女流でも、奨励会を卒業してプロ四段になれば、男性棋戦に
参加できますよ。まだ奨励会を卒業した女性はいませんが。
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