将棋 四間飛車対右4六銀戦法 一局の変化?
初手から
▲7六歩▽3四歩▲2六歩▽4四歩▲4八銀▽4二飛▲6八玉▽7二銀
▲7八玉▽9四歩▲5六歩▽3二銀▲5八金右▽4三銀▲9六歩▽6二王
▲5七銀▽5二金左▲2五歩▽3三角▲3六歩▽7一王▲4六銀▽8二王
▲3五歩▽3二飛▲6八金寄▽5四歩▲5五歩▽5三金▲3四歩▽同銀
▲5四歩▽同金▲5五銀▽同金▲同角▽5二飛▲7七角▽4三銀
▲3四歩▽4二角▲5五金 で一局の将棋
と解説されていますが、この局面は先手のほうが指しやすそうな感じがするのですが、どうでしょうか。
先手は次に▲2四歩▽同歩▲4四金▽同銀▲同角とする手があって、こうなると▲4三銀の筋と▲1一角成の筋両方が受からないので、こうなってしまうと後手大変そうな気がします・・・
といっても、この局面で後手が指す手も難しいので、この局面は一局というよりも既に後手が指しにくい局面になっていると思うのですが、実際どうでしょうか。
ご意見、ご指摘等いただけましたら非常に幸いです。ご回答よろしくお願い致します。
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指了図では後手を持つ気がしません。そこに至る手順に納得できない。
▽3四同銀(32)は疑問です。これでは飛車先が重くて▽3二飛とした一手が生きない。▽5一角▲3五銀▽5五歩とした方が3筋は軽いし、▲5五歩(29)を逆用している感じだと思う。さらに▲3六飛~▲3七桂の形に組まれると先手の理想形だけど、▲3八飛▽5四金▲2四歩▽同歩▲4六歩▽5六歩と進んで後手指せると思う。例えば、▲3六飛▽7四歩▲3七桂▽8四角▲5八金上▽6五金▲4五歩▽5二飛▲4四歩▽5七歩成▲4三歩成▽6八と▲同金▽5九飛成と進めば後手の勝ちでしょう。このように▲5五歩(29)を逆用すれば3筋方面は軽く明け渡しても後手としては十分対抗できるはずだというのが私の大局観です。▽3四同銀(32)は3筋は譲らないぞと頑張った手ですが、結局▽4三銀(40)と戻るしかないのでは働いた一手とはいえない。本譜は▽3二飛(26)の一手が全くの無駄手になっていて、3筋も5筋も抑えられては、後手の主張するところがありません。すなわち先手に存分に指し回されているとしか見えないのです。これで軽く「一局の将棋」で済まされてもなあという感じ。
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