将棋の質問です。
プロ棋士の棋譜を並べて研究しようと思います。マイボナでやってて、棋譜を開くとこまではできましたが。
棋譜を開いたはいいが、実際やるとなったらどうすればいいのか分かりません。
自分は棋力が分からないですが、かなり低いと思います。yahooレートで1300代ぐらいかと。なので棋譜を並べても一手一手の意味が分かりません。
そういうのを解説したりしてくれる機能とかを使いながら研究はするものでしょうか?
マイボナでの充実した棋譜並べのやり方(研究)を教えてください!
それと矢倉囲いなどは囲う順番を何種類か変えても同じ形になりますが、それまでの順序もやはり意味を持ってるのでしょうか?
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棋譜並べは、定跡のようにあらかじめ決まった意味のある手を拾いながら記憶していくような勉強法とは異なった目的があるように思います。棋譜並べには、プロ棋譜を並べることと、自分が指した実戦譜を並べ返すことの二種類があるように思います。プロ棋譜を並べる意味での棋譜並べは、相手の指し手との間合いの取り方や勝負の呼吸を吸収することが目的です。これはかなり高度な話なので、手の意味がわかるか、わからないまでも感覚をつかもうという姿勢があるという前提があって初めて成立する勉強法のような気がします。一方、自分の指した将棋を並べ返す意味での棋譜並べは、指し手の反省が主目的になります。質問者の方の棋力では、前者より後者のほうの意味での棋譜並べが有効な勉強法のような気がします。最短での詰みを逃したり、必死形を逃したり、受けを間違えたりした点を検討する作業に、マイボナなどを用いるのは有効だと思います。ただ、将棋全体の構想や駆け引きという要素までをもマイボナに求めるのは無理というもので、これは解説つきのプロ棋譜を並べたり、定跡書との比較検討によって勉強していくしかないように思います。
矢倉については、語りだすととてつもなく難しい内容になりますが、矢倉は囲いの形だけをみて矢倉戦だと言っているわけではなく、「相居飛車が理想的な攻め形をお互いに求めた結果論として矢倉囲いの形になった」というイメージのほうが正しいように思います。極端な話、金銀を動かす順番どころの騒ぎではなく、駆け引きは初手から始まっているとも言えますので、駒組を行う手順もすべて意味があると思います。振り飛車と大きく違う点は、囲いと攻め形が別個に扱えないという点ではないでしょうか。囲いすら攻めの一部とみなすことができるのが矢倉戦だと思います。質問者の方のレベルでは、細かい意味よりも攻め形を学んでいくことを優先させるほうがいいのではないかと思います。結論から言うと、矢倉戦は攻め合いの将棋です。
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