大山康晴十五世名人の生涯最高の一局はどの将棋でしょうか?晩年なら順位戦の谷川戦だとおもうのですが…
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「これが大山将棋だ」という代表局は数多いと思いますが、円熟期の受けの強さを示した1局として、
中原誠十段(当時)の挑戦を受けた第31期名人戦の第2局。
終盤、中原が攻めている場面で、対局者も解説も誰もが気がつかなかった8一玉という受けの妙手(全員が8二玉の1手で、それで中原勝ちと思っていた)が出た将棋。
大山は、その局面のずっと以前から、中原の攻め筋はこう、そこで8一玉が勝利の決め手になる、と読んでいた、大山らしさが良く出た将棋です。
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