将棋で筋のいい手・悪い手、重い手・軽い手等の基準がよくわかりません。 同じよう...

将棋で筋のいい手・悪い手、重い手・軽い手等の基準がよくわかりません。

同じような手が重い手と言われたり、厚い手と言われたり、筋のいい手が悪手で敗着になったりと解説を聞いていてもよくわからないのですが。

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私なりの考え方ですが・・

筋のよい手--駒の働きを良くしたり、有効な狙いのある手。

筋のわるい手--上記の逆。

軽い手---歩などを安い駒を使ってポイントを稼ぐ手。

重い手---主に金などを使って、働きや速さの劣る手。筋の悪い手でもあります。

しかしながら、これらは、一見してそうだということであって、細かく先読みをしてのことではないのです。一般的なセオリーの問題なのです。解説者が読みを入れる前にでる感想でいう表現だと思います。

正しく先読みをすれば筋の悪い手が正しい手であることもあり、筋の良い手が敗着であることもあるわけですね。

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以下の部分図は、先手側、後手側と断わりが無い場合、基本的に先手側から見た図です。

基本的には軽い手は筋の良い手になりますが、軽すぎてもダメなので注意が必要です(咎められるとキズになったりします)。



重い例(筋が良い)

・２六銀、２七歩、２八飛の形は飛車先が重い感じがしませんか？(いつになったら２七の歩は前進できるのだろう・・・。これでは飛車がニートです。)



軽い例(筋が良い)

・先手側が２八飛、２五歩、３六歩で後手側が２三歩、３四歩、３二金、２一桂の時に▲３五歩、▽同歩、▲２四歩、▽同歩、▲同飛、▽２三歩、▲３四飛(▲３五歩の突き捨てが軽い。突き捨てずに同じように進めた時より、先手は3筋に歩が打てるよ。以下▽３三桂(▽３三歩は2歩で反則)、▲３五飛となれば、次に▲３四歩が狙いです（▲３四歩と打つ手は、ちょっと重いけどね）。)



手厚い手の例(筋が良い)

・９六歩、８六歩、７六歩、７七銀、８八玉、７八金の形の時に、８七銀と打つと、手厚い感じがしませんか？(反対に後手に８七歩とでも打たれると、"味が悪い"という感じがします)



筋の悪い手

・先手側が２八飛、後手側が２二銀、３一銀の時に持ち駒の歩を２三へ打つ手(飛車先が重い感じがします)



筋の良い手

・先手側が２八飛、後手側が２二銀、３一銀の時に持ち駒の歩を３二へ打つ手(飛車先が軽い感じがします)

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その時の状況で変わりますし、結果的にみれば好手だったりしますから難しいですね。

特にプロ同士なら相手の読みを外す為に意外な手もさしますから。

素人同士の様な筋の悪い対局が力戦型ではたまに見られます。

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次の相手の指し方で自分のさし方が良いか悪いかが決まります。



常に相手の行動をイメージしていないといけません。