2012年3月21日水曜日

高校数学の論理と命題の問題です。 途中の解説もお願いします。

高校数学の論理と命題の問題です。

途中の解説もお願いします。

【問題①】

あるくらすの生徒について、次のア~オのことが分かっているとすると、論理的に正しく言えるものはどれか。



ア 柔道が得意な生徒は、チェスが得意である。

イ サッカーが得意でない生徒は、将棋が得意である。

ウ 水泳が得意な生徒は、野球が得意でない。

エ チェスが得意な生徒は、水泳が得意でない。

オ 野球が得意でない生徒は、サッカーが得意でない。



1 サッカーが得意な生徒は、柔道が得意である。

2 チェスが得意でない生徒は、サッカーが得意である。

3 柔道が得意でない生徒は、水泳が得意である。

4 野球が得意な生徒は、チェスが得意でない。

5 将棋が得意でない生徒は、水泳が得意でない。





【問題②】

次のAとBの命題からCの命題が導かれるとする。

このとき、Bに当てはまる命題として正しいものはどれか。

ただし、得意か不得意かのいずれしかないものとする。



A:数学が得意な人は英語または理科が得意である。

B:xxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxx

C:社会が不得意な人は数学が不得意である。



1 社会が得意な人は英語か理科が得意である。

2 社会が不得意な人は英語も理科も不得意である。

3 社会が得意なひ人は英語も理科も不得意である。

4 社会が不得意な人は英語か理科が不得意である。

5 英語と理科が不得意な人は社会が不得意である。



どちらも待遇をつかって解くそうです。

回答と解説宜しくお願いします。


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【問題①】

正解は 「5」



『イ サッカーが得意でない生徒は、将棋が得意である 』

⇔『 将棋が得意でない生徒は、サッカーが得意である 』 (待遇)・・・①



『オ 野球が得意でない生徒は、サッカーが得意でない』

⇔『サッカーが得意である生徒は、野球が得意である』(待遇)・・・・②



『ウ 水泳が得意な生徒は、野球が得意でない』

⇔『 野球が得意な生徒は、水泳が得意でない』(待遇) ・・・・・・③



①②③をつづけて、『将棋が得意でない生徒は、水泳が得意でない』



「チェス・柔道」 と「野球・サッカー・将棋」との関係については、何もいえておらず、1~4については、いえるとは断言できません。

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【問題②】

正解は 「2」



『2.社会が不得意な人は英語も理科も不得意である 』

⇔『英語か理科が得意な人は、社会は得意である』 ・・・・・④



命題 1と④を 続けると 『数学が得意な人は、社会は得意である 』

となり、この待遇をとると



『C:社会が不得意な人は数学が不得意である 』



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【備考】

ベン図を描きながら考えると、それぞれの関係がつかみやすいでしょう。

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