高校数学の論理と命題の問題です。
途中の解説もお願いします。
【問題①】
あるくらすの生徒について、次のア~オのことが分かっているとすると、論理的に正しく言えるものはどれか。
ア 柔道が得意な生徒は、チェスが得意である。
イ サッカーが得意でない生徒は、将棋が得意である。
ウ 水泳が得意な生徒は、野球が得意でない。
エ チェスが得意な生徒は、水泳が得意でない。
オ 野球が得意でない生徒は、サッカーが得意でない。
1 サッカーが得意な生徒は、柔道が得意である。
2 チェスが得意でない生徒は、サッカーが得意である。
3 柔道が得意でない生徒は、水泳が得意である。
4 野球が得意な生徒は、チェスが得意でない。
5 将棋が得意でない生徒は、水泳が得意でない。
【問題②】
次のAとBの命題からCの命題が導かれるとする。
このとき、Bに当てはまる命題として正しいものはどれか。
ただし、得意か不得意かのいずれしかないものとする。
A:数学が得意な人は英語または理科が得意である。
B:xxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxx
C:社会が不得意な人は数学が不得意である。
1 社会が得意な人は英語か理科が得意である。
2 社会が不得意な人は英語も理科も不得意である。
3 社会が得意なひ人は英語も理科も不得意である。
4 社会が不得意な人は英語か理科が不得意である。
5 英語と理科が不得意な人は社会が不得意である。
どちらも待遇をつかって解くそうです。
回答と解説宜しくお願いします。
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【問題①】
正解は 「5」
『イ サッカーが得意でない生徒は、将棋が得意である 』
⇔『 将棋が得意でない生徒は、サッカーが得意である 』 (待遇)・・・①
『オ 野球が得意でない生徒は、サッカーが得意でない』
⇔『サッカーが得意である生徒は、野球が得意である』(待遇)・・・・②
『ウ 水泳が得意な生徒は、野球が得意でない』
⇔『 野球が得意な生徒は、水泳が得意でない』(待遇) ・・・・・・③
①②③をつづけて、『将棋が得意でない生徒は、水泳が得意でない』
「チェス・柔道」 と「野球・サッカー・将棋」との関係については、何もいえておらず、1~4については、いえるとは断言できません。
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【問題②】
正解は 「2」
『2.社会が不得意な人は英語も理科も不得意である 』
⇔『英語か理科が得意な人は、社会は得意である』 ・・・・・④
命題 1と④を 続けると 『数学が得意な人は、社会は得意である 』
となり、この待遇をとると
『C:社会が不得意な人は数学が不得意である 』
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【備考】
ベン図を描きながら考えると、それぞれの関係がつかみやすいでしょう。
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