2012年3月12日月曜日

米長永世棋聖がコンピューター将棋に破れました。 チェスのようにコンピュータ将棋...

米長永世棋聖がコンピューター将棋に破れました。

チェスのようにコンピュータ将棋が人間より強くなる時代が来るのでしょうか?


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それは間違いなく来るでしょう。そしてその時代は5年後くらいには

実現すると思います。早ければ2~3年後くらいに実現するかも

しれません。



電王戦の記者会見でも、米長永世棋聖は「読み合い、切り合いに

なったら人間は敵わない」と言ってましたし、渡辺竜王も解説で

「駒がたくさんぶつかるような難しい局面になると、人間は間違い易いが

コンピューターは瞬時に正解を指せるので、そういう局面にしていはいけない」

「30秒将棋ではすでにプロも勝てない」と言っていました。



将棋はミスをしないゲームですが、コンピューターは格段にミスが

少ないのです。人間は「神業の一手」を指せますが、ミスもあります。

コンピューターは神業が指せなくても、ミスをしにくいので、総合力で

勝てる可能性が高くなります。



そして最近のコンピューターでは、過去のプロの神業と言われる

絶妙手すら、かなりの確率で指せるようになっています。



人間はすでに終盤の入り口でコンピューターと互角の場合、

終盤の切り合いに勝てません。終盤の入口まで定跡化されて

いるような戦いになれば、すでに名人でも勝てないでしょう。



今の名人でもコンピューターに勝つには、普通に人間と指す

ように指していてはだめで、コンピューターの得意とする形に

ならないようにする、などの工夫が必要な段階になっています。

今の名人でも、コンピューター将棋の特性を知らずに、人間

相手と同様に指していたら、負けてしまう可能はあるでしょう。



ちなみに終盤の即詰みを読み切る時間も、人間が1時間

以上掛かる局面でも、コンピューターは1秒で解いてしまいます。



すでにいろいろな点で人間側がコンピューターに負けており、

何とか勝てる部分で大幅なリードを作って、逃げ切る、というのが

人間側の作戦になるかと思います。



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いずれ、竜王や名人がコンピューターに負ける日が来るでしょう。しかし、その運命の日はなるべく先延ばしにして頂きたいですね。


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いずれはくると思います。



現在は、トッププロには勝てないが、いずれは勝てると思います。

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