2012年3月21日水曜日

将棋マンガで、桟敷席があり、盤をぐるりと囲むコロシアム風の対局場を見ますが、...

将棋マンガで、桟敷席があり、盤をぐるりと囲むコロシアム風の対局場を見ますが、昔あのような場所は本当にあったのでしょうか?


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マンガでは記憶にないのですが、

実際に行われたことがあります。



桟敷席のあるコロシアムですよね。

日本には国技館しかありません。



1975年(昭和50年)11月17日

そう、第1回 将棋の日 です。



今の両国国技館の前に利用されていた、

蔵前国技館にて行われました。

中原-大山の十段戦の数手が

中央の土俵上で公開対局として指され、

アマ・プロ混合リレー将棋(当時の言い方だと連将棋)

等もあったようです。

参加者実数8千人で大盛況(今よりはるかに多いはずです)

今と同様にNHKの全国放送もあったようです。



盤面は見えなくても、今と同じように

大盤を使ったはずです。

タイトル戦なので、解説はできなかったと思いますが…

当時はまだ公開対局がないので、

インパクトは相当あったと思います。



企画は芸能界などにもコネがある、

故芹沢博文九段が行ったそうですが

後に、使途不明金を詮索されて

第2回からはお呼びがかからなくなります。



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ハチワンダイバーのことですね。

そのことなら、あんな場所はまずありえません。


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ないとおもいますよ。

公園などでやる縁台将棋が、似たような状況になりますが(盤が一つしかないので見るしかない)、コロシアムのように離れていたら、駒が小さすぎて見えないでしょう。

将棋は、駒に漢字が書いてありますし、駒と盤のコントラストがありませんから、すこし遠くからみると、盤面がまったく分かりません。囲碁ならすこしは可能かも知れません。

漫画だからこそ出来る、非現実的な状況でしょう。

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