将棋の質問です。
始めまして、saitousizukaと申します。
去年の5月ほどに将棋をやり始めました。
将棋の上達には、棋譜並べ・詰将棋・実戦となっていたので暇な時間を見つけて勉強をしています。
そこで、質問なのですが先日棋譜並べをしていたら分からないところがあったので教えてください。
棋譜は、[第58期名人戦 第三局 佐藤康光名人対丸山忠久八段]のものです
http://wiki.optus.nu/shogi/index.php?cmd=kif&cmds=display&kid=2435
これの、59手目▲2六飛車の所について質問です。
将棋年鑑での解説では、[▲2六飛車の所では、一発▲4二歩で後手が痺れていた。]
と書いてありますが、なんで痺れているのかがよく分かりません。
コンピュータにもかけてみたのですが、▲2六飛車が最善となっていて、▲4二歩だと同角で後手優勢になっていました。
詳しく教えていただける人をお待ちしております。
よろしくお願いします。
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4二歩を同角(同金も同じ)ですと、5四桂で両取りがかかります。
自分はへぼなので、ソフトでその後をやってみました(^^ゞ
△3一玉 ▲3四歩 △4五歩 ▲4四桂 △4二金上 ▲3二桂成 △同金 ▲2三金 △同銀 ▲同歩成
△同金 ▲2四歩 △3四金 ▲2三歩成 △4二玉 となりました。
ちなみにソフト(AI将棋ver13)も4二歩を選択しました。
参考になれば幸いです。
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確かに一目4二歩で痛打ですね。同金や同角は5四桂で両取りがかかることはおわかりだと思います。
ではもしもとられなかった?場合は?とお考えになると思います。もしも5二玉と逃げたらそこで2六飛と手を戻します。
これで後手は4五歩と桂をとれません。とれば次は4四桂で王手金取りがかかるからです。では3一玉は?これも2六飛車と手を戻します。これでも4五歩と桂を取れば。次は4三桂と打てます。これを同金なら2三歩成で飛車が成れます。
4二玉なら5一桂成りで金桂交換で駒得になり2三金と打ち込んで行く筋もできます。これがおそらく4二歩が痛打という理由でしょう。
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takarakujiさんのおっしゃる通りです。42歩には何でとっても桂馬を打って両取りがかかります。
仮に、両取りがかからないとしても中原囲いに42歩や52歩と打つ筋は痛打になりやすいです。あんなに堅く見える中原囲いが42歩、52歩1発でバラバラになってしまうからです。
ということは中原囲い攻略のカギは、先手が中盤に4筋や5筋の歩を切って終盤に42歩や52歩と叩けるようにしておくことです。
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