“将棋の捌き”とは、いったいぜんたい、なんなのか教えてください
ぼくは、“将棋の捌き”は、“優先手順”のことではないかと思います。
将棋とは、最大『 9X9 (マス) 』の内に在って、
お互いの玉の二つながら起点となり“優先手順”が生じている迷路を、
兼好法師の双六の上手と同じ理で解くもので、
―ただ、将棋は、先手後手とも一手ずつしか動かせない規則ですから
必ずしも、最大の『 9X9 (マス) 』が、迷路の枠にならない。
だから、、“将棋の捌き”とは、最大枠の迷路を解く糸口を見つけることではないか、
とぼくは、愚考しています。
後手三間飛車で、弱っ.......な僕のために、“将棋での捌く”とは、どういうことか、解かり易く教えて下さい。
あと、“後手三間飛車”が、必ず負けてしまう定跡というか、棋譜も教えて頂ければ、
うれしいです!(ぼくは、“後手三間飛車”以外にては、将棋で遊びません。)
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googleで将棋 捌きで検索した一番上のページです。
非常に分かりやすい解説だと思います。
http://detail.chiebukuro.yahoo.co.jp/qa/question_detail/q1318262748
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駒を働きやすい形に整える事
例えば中途半端な位置にいて働けそうにない銀を相手銀と交換して持ち駒にすれば
捌けたといえるでしょう
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単純な用語の意味であれば、下記の通りです。
▼捌き(さばき)
飛車を活動的にすること。
また、遊んでいる駒を使ったり交換したりして活用すること。
(出典:『読む将棋百科』羽生善治・著/河出書房新社 93頁)
「捌きとは優先手順のことではないか」というご指摘ですが、これは少々ピンボケな議論かと思います。
優先手順という概念は、たとえば、手順前後が利かない歩の突き捨ての順番であるとか、部分定跡(=手筋)において手順前後が許されない場面などに適用されるのがわかりやすいでしょう。
広義にとれば、「ある局面において最優先で指すべき手」といえなくもないですが、そうすると意味合いが種々に広がりすぎますし、それぞれの場面にはすでに広く用いられている将棋用語が存在しています。
たとえば、必死をかけられた手に対する受ける手などは、優先手順ではなく「絶対手」です。また、その局面で最も良い手だと思われる手であり、プロ棋士が追求してやまない一手は優先手順ではなく「最善手」といいます。さらに、どう指しても一局というような場面で局面を動かしにいく手であり、そこに指す人の棋風が色濃く反映された手などは「決断の一手」と表現したりします。局面が劣勢である場合において、相手がミスしやすい手を指すことがありますが、これは「勝負手」といいます。
このように、少なくとも一手の選択において重要とされるのは、定跡等の知識や常識、個人の実戦経験をよりどころとする大局観といったものであって、それは、ある局面での駒の効率を最大化させるという明確な語義のある「捌き」という言葉で表現されるものとは全く異質なものです。
余談ですが、定跡は市販の書籍やWEB等を参考に、自分なりに研究しましょう。教えてと言えば喜んで教えてくれる人がいるのは、教室や学校だけです。世の中そんなに甘くないですよ。・・・というのは可哀相な気がしますので、参考情報を(笑)
鈴木大介さんが書かれている本などは三間飛車や石田流の参考になる知識がたくさん載っていて勉強になると思いますよ。
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